世界を目覚めさせる者、ニッサ考察

現在絶賛高騰中の世界を目覚めさせる者、ニッサ　について、色々考えてみます。


まず性能の確認から

初期忠誠度は3

+能力は2つ
・土地を永続で4/4トランプルのクリーチャーする能力
・森を4つアンタップする能力

-能力は1つ
・デッキの中の基本地形を好きなだけサーチし、場に出します。
　そしてそれらを4/4トランプルのクリーチャーにします。


出てすぐにクリーチャーを出す、またはマナ確保をすることで、
太陽の勇者、エルズペスほどではないですが自身の守りは固めです。

ただ、奥義は発動した状態ですと、
全てクリーチャーなので召喚酔いに引っかかってしまい、マナを引き出すことはできません。
ゲームが決まるレベルの強烈な奥義であることは疑いようがありませんが、返しの全体除去は怖いものがあります。


これらを踏まえて、ニッサの運用法は
全除去入りのコントロールには除去されづらい土地を少量出してぺちぺち。
ビートには奥義目指してがんがん土地ビートしていくのが強そうです。


さて、いまのスタンダードにおいてニッサと相性のいいカードは何でしょう。
それを踏まえてデッキカラー、方針を検討したいと思います。


まず緑
メリット
・森をアンタップする能力がフルに活かせる
・緑単信心にすることでビッグマナ戦略に容易に組み込める
デメリット
・緑単信心の短所そのままに、攻め手が単調になり、対応されやすい。
・妨害手段がないため、相手に好き放題されてしまう

次にそれぞれ組み合わせる色について


黒
メリット
・スタン最強の初手、思考囲いがとれる
・PW対策の英雄の破滅など、単除去が優秀(ラヴニカが落ちたらどうなのか？)
・衰微ゴルチャがとれる
・人脈、血の署名などでドローができる
デメリット
・低マナ域から色拘束がきつめ
・ニッサの能力とそこまでかみ合わない。グッドスタッフになりがち(ゴルガリコンでいいんじゃ)

赤
メリット
・パーフォロスの槌がとれるので奥義が生かしやすくなる
・嵐の息吹のドラゴン、ミジウム、ゴーア族の暴行者などの優秀カードがとれる
デメリット
・PW枠がドムリ、ゼナゴス、チャンドラでかつかつなので入れそうにない

青
メリット
・キオーラ、思考ジェイスの採用が可能になりドローが安定する
・ニッサさえいれば、ゼガーナのドロー用クリーチャーの準備が楽に
デメリット
・メリットが薄い。白を混ぜてバントにした方がまし。そうすると森アンタップの恩恵が薄い。

白
メリット
・スタン最強PWのエルズペスがとれる
・優秀なセレズニアクリーチャーがとれる。
・次元の浄化で土地以外を追放することが可能
デメリット
・他の色と比べて生命散らしのゾンビで散らされる確立がアップする。

茶
メリット
危険な櫃、ダークスティールの城塞がとれる。
デメリット
強いアーティファクトが少ない


実際に、丸いのは緑単、緑黒、緑白あたりですね。
3色以上にすると他のPWを入れた方が強そうで、最後に抜けていくことになりそうです。


以上！次はこれらを踏まえてデッキを作っていきますよ！