これって、壊れてる。-MTGブログ-

主にMagic The Gatheringについて日々の所感を書いていくブログです。

占術マリガン正式採用

占術マリガンの正式採用が決定しましたよ!
公式文をよく読んで理解していないと!

『戦乱のゼンディカー』プレリリースからの新マリガン・ルール|マジック:ザ・ギャザリング


「占術1を行なってもよい」なので勿体ない事案になってしまうかもしれません。
現に、プロたちもついうっかり飛ばしてしまった!という方もいたようです。

 

という訳で公式ルルブみながら手番確認。

 

103.4. 各プレイヤーは初期手札枚数に等しい枚数のカードを引く。
初期手札枚数は通常7枚である(ただし効果によって初期手札枚数が変わることがある)。
最初の手札が満足できるものでなかったプレイヤーは、マリガンを行なうことができる。
まず、開始プレイヤーがマリガンを行なうかどうかを決め、
その後、ターン順に各プレイヤーが同様の選択を行なう。
全プレイヤーが選択を終えた後、
マリガンすることを選んだプレイヤーは同時にマリガンを行なう。
マリガンとは、手札をライブラリーの中に混ぜ入れ、
そして1枚少ない枚数の新しい手札を引くことである。
これ以上マリガンをしないと決めたら、
そのカードがそのプレイヤーの開始時の手札となり、
それ以降マリガンをすることはできない。この手順は、
すべてのプレイヤーがマリガンしなくなるまで繰り返される
(手札が0枚になった場合、そのプレイヤーはそれ以上マリガンすることはできない)。
その後、開始プレイヤーからターン順に、
開始時の手札が初期手札枚数より少ないプレイヤーはそれぞれ占術1を行なってもよい。

 


1.お互いデッキカット
2.マリガンチェック
  する→3.へ しない→4.へ
3.マリガンするプレイヤーはマリガンする
  →2.へ
4.全てのプレイヤーがマリガンを終えるまで待つ

 <↑ここまではいつも通り>

 

5.マリガンをしたプレイヤーはターン順に占術1を行って良い 《New!》

 

6.ゲーム開始。(力戦とかはここ)


毎マリガンごとに占術するのではなく、
マリガン後、ハンドが確定してから、占術1

自分のターンに入ってからではなく、
ゲームの開始前に行う

 


採用時期は戦乱のゼンディカーのプレリリース(9/26)から!
このマリガンルールの採用はすごく大きいですよね。
マリガンしやすくなって単純に事故率が減りそうでいいです。
ただ、先行側はほんの少しだけ損かもです。
フェッチ切って1マナのアクションしちゃうとせっかくの占術の恩恵がないんですよね。


「マリガン!キープ!占術!トップ!」
「フェッチセットから島!デッキシャッフル!デルバー!あっ…」

 

もちろん、マリガン後のハンドにマナが出る土地とデルバーとかあればドヤ顔デルバーですが。
まぁ下環境なんてマナの出る土地よりフェッチが多いなんてこともあるですから、
あんまり悪用することを考えずにゲームにならないゲームが減ることを喜びたいです。
(このルールがあったから赤青ハサミというキープ基準が厳しいデッキが活躍したとかどうとか…)


強いだけでなく、こんなルール提案もできるパトリック・チャピン氏はすごいと思いましたぞ(小並感)