これって、壊れてる。-MTGブログ-

主にMagic The Gatheringについて日々の所感を書いていくブログです。

赤系の軽量ビートダウンについて

個人的に赤系の軽量クリーチャーのビートダウンは好みではないです。

 

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今のスタンは除去が優秀な環境であるため、
対戦相手に少しのマナさえあれは、除去され息切れを起こすことが多いです。

黒単を相手にした場合とすると先手後手でこうも違います。
(あくまでイトメが体験した一例です)


先手:ビートダウン、後手:黒単

1T
ビ:土地セット→ラクドスの哄笑者
黒:土地セット→思考囲い(除去があれば強化呪文、無ければ後続)

2T
ビ:土地セット→とげの道化or向こう見ずな技術

このように
2T目で5点(囲いを入れれば7点)、返しのターンで除去があっても
後続の確保があればクロックは続きます。


一方、先手後手を入れ替えるとこうなります。

 

先手:黒単、後手:ビートダウン

1T
黒:土地セット→思考囲い(1T目にできる挙動を削除)
ビ:土地セット→1マナ圏がやられているので出せない

2T
黒:土地セット→除去を構える
ビ:土地セット→とげの道化(除去)or1T目に1マナ圏が出ていた場合も単除去は可能

 


黒単に肉貪りしかなく、1マナ圏を初手+2ドローで手に入れ、
とげの道化を引き入れた場合で最大ダメージが3点(囲いで5点)、
速攻もちでなければさらに除去する猶予を与えることになります。

このように先手後手で有利不利がはっきりし過ぎる仕様だとわかります。
(もちろんサイドボードで多少の抵抗はできると思いますが)


結局、何がいいたいかというと



じゃんけんゲーに持ち込むのはヤメテ!


そういう点では
今回の公式読み物のデッキは素敵ギミックも組み込んでいて使っていても楽しそうだと思いました。
http://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0010768/
(テーロス発売直後からあった型じゃね?とか思ったのは秘密)